授乳後に胸がしぼんでしまうのはどうしてなのでしょうか?
そんな疑問をお持ちの方や、授乳後に胸が小さくなってしまい、悩んでいる方も多いかと思います。
では授乳後にしぼんでしまった胸を大きくする方法はあるのでしょうか?
実は授乳後の一度しぼんでしまった胸でも、トレーニング方法や食生活によって大きくする方法は存在します!
今回は、授乳後でも美しい美乳を保っている美乳ママ達の意見を参考に、美しい胸を手に入れる方法をご紹介していきたいと思います。
このページのもくじ
授乳後に胸が小さくなるのはなぜ?しぼんでしまった胸を大きくする方法が知りたい!
産後や授乳後に、妊娠時に一時的にに大きくなった胸が、しぼんでしまったり垂れてしまったという悩みをお持ちのママはとても多いです。
妊娠中や授乳中は大きくてハリのあった胸が、授乳後になるといきなりしぼんでしまった。
しぼんでしまった胸を見て、
「私の胸はこんなはずじゃなかった、、、」
そう落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
一度しぼんで小さくなった胸を見る度に、もう授乳前のような胸には戻ることはできないのか、と不安になってしまいますよね。
お子さんを出産したあとでも、美を追求する女性にとっては大きくてハリのある胸は憧れであり、しぼんでしまった胸をそのまま放置するなんて悲しいことはしたくないもの。
ではまず一度大きくなった胸が、授乳後にしぼんでしまう原因から詳しく見ていきましょう。
私の胸はどこにいった!?授乳後に胸がしぼんでしまう3つの原因
授乳後になると、いきなり小さくしぼんでしまった胸。大きくてハリのあった私の胸はどこにいったの!?と不思議に感じてしまいます。
ではどうして授乳後になると、胸がしぼんでしまうのでしょうか?
1、脂肪が減少して胸が小さくなる
妊娠や授乳中になると乳腺が発達し、その乳腺を守ろうとする働きから胸に脂肪がつきやすくなります。
ですが授乳後になると発達した乳腺は、赤ちゃんの為のおっぱい作りの役目が終わると同時に衰退していきます。
そして乳腺が衰退していくと、その周りについていた脂肪も役目が終わったと察知し、だんだんと脂肪が減少していきます。
その結果、胸が小さくなり胸全体がしぼんでいってしまうのです。
2、女性ホルモンの一種 ”プロラクチン” の影響
妊娠中や出産後をピークに、どんどんと胸が大きくなっていくのは、女性ホルモンの一種である ”プロラクチン” というホルモンが影響しています。
このプロラクチンという女性ホルモンが、増加することにより乳房の中の乳腺が発達し、母乳が生成されます。
赤ちゃんがおっぱいを吸うことにより、脳下垂体がプロラクチンをどんどん放出し、母乳をもっと作りなさいと命令します。
その結果授乳中というのは、胸が大きくなっていくのです。
しかし授乳後になると、このプロラクチンは残念ながら分泌されなくなってしまいます。そして乳腺が衰退してしまい、胸がしぼんでしまう原因になるのです。
3、クーパー靭帯が伸びてしまう
バストは、乳腺・脂肪・クーパー靭帯によってできています。ただ、ほとんどが脂肪でできており、乳房には筋肉がありません。(大胸筋は乳房の下に位置する)
筋肉がない変わりに、バストを上に引っ張ってくれているのがクーパー靭帯です。このクーパー靭帯は、筋肉と乳腺をつないでくれていて、バストの垂れを防いでくれる役割をしています。
妊娠をすると胸は大きくなり、大きくなった胸を支える為にピーンと張ったクーパー靭帯は、授乳後になり胸の脂肪が少なくなってくると、伸びきった状態になってしまいます。
そしてこの一度伸びてしまったクーパー靭帯は縮むことはなく、元に戻ることはありません。
その為、授乳後は胸が垂れてしまい、しぼむ原因にもなってしまうのです。
授乳後の胸を大きくするにはブラジャーの付け方から見直そう!
授乳後に小さくなってしまった胸を復活させるには、まずはブラジャーの付け方から見直していきましょう!
一度垂れてしまった胸をそのまま放置しておくと、胸は垂れ続け、さらには脇や背中にお肉が流れてしまう最悪のスタイルになってしまいます。
そこでサイズのあったブラジャーを正しくつけることで、脇や背中にお肉が流れてしまうのを防ぐことができるのです。
まずは正しいブラジャーの付け方からご説明していきます。
バストアップの基本■正しいブラジャーの付け方■
正しいブラジャーの付け方はバストアップの基本ともいえることなので、しっかりと頭に入れておくようにしましょう!
- 両ヒモを両腕に通し、前かがみの姿勢になりバストの膨らみをカップにあて、ホックを止めます
- そのままの姿勢で、バストの脇の肉を寄せてしっかりとカップに収めます
- 体を起こし、バストをカップの中にすっぽり収めます
- ブラトップが、脇の高さのすぐ下になるように肩ひもを調節します
- アンダー部分が背中まで、平行になっているかを確認します
産後や授乳後はブラのサイズが変わることが多いので、自分のサイズに合ったブラを着用するようにしてくださいね♪
【自宅で”垂れ乳”ケア】授乳後のしぼんだ胸を大きくする筋トレ4選
妊娠により大きくなった胸はハリがあって、美しい胸の形をしていましたよね。
ですが授乳後に何もケアをせずにいると、おばあちゃんのような垂れた胸になってしまいます。
ですがそんな ”垂れ乳” も早めに対策をとることによって改善されます!
ですから、授乳後に胸が小さくなったと感じたならば今すぐにバストのケアを始めていきましょう!
胸の土台となっている大胸筋が衰えてしまうと、その上の乳房も次第と小さくなり胸が垂れる原因にもなります。
この大胸筋を鍛えることにより、バストにハリを与えて大きく美しい胸になっていきます。
妊娠中や産後は、運動も制限されていることから、筋肉も衰えてしまっているはずです。まずは、衰えてしまった筋肉を鍛える為にも、無理のない程度に胸を鍛える筋トレから始めていきましょう!
子育てに忙しいママでもできる、短時間で簡単にできる筋トレをいくつかご紹介致します。
ここではお子さんと一緒になってできる筋トレも紹介しているので、楽しく筋トレをして形の整ったハリのある胸を手に入れてください。
1、授乳後の小さくなった胸に効果的!【壁腕立て伏せ】
授乳後の筋トレの一つとして、「腕立て伏せ」がありますが、筋力が衰えてしまっている女性だと、腕立て伏せはかなりきつく感じます。
そんなきつい筋トレだと継続するのがとても大変です。
そこで女性でも無理をせずにできる「壁腕立て伏せ」という筋トレ法をおすすめします。
- 壁に両手をつき、壁と距離をあけて体が斜めになるような状態になります。
- 体を斜めにした状態から、肘を曲げてゆっくりと元に戻していきましょう。
たったこれだけですが、回数を重ねるごとに腕や胸の筋肉に効いていることがじわじわと実感できますよ。
こちらの方法を最低1日に30回行い、授乳後に見事にバストアップを果たしたという経験をお持ちのママもいらっしゃいます!
ですがきついと感じたならば絶対に無理はしないで下さい!腕立て伏せは、2日に1回、もしくは3日に1回行うペースで続けるだけでも、十分に効果は出てきます。
子育てを優先にし、疲れたときはしっかりと休息をとり、空いた時間で行うようにしてくださいね。
2、楽しくバストアップ♪【赤ちゃんを抱っこしながら筋トレ】
お次は赤ちゃんを抱っこして、その重みを利用した筋トレ方法のご紹介です。
- まずは赤ちゃんを正面で抱っこします。
ここでは体を使わずに赤ちゃんの脇の下に手を入れて、腕で抱っこするように意識します。 - 膝を少し曲げて、両脇をしっかりと締めて、赤ちゃんと自分との距離を少し離すようにしてください。
- このときに胸の筋肉が使われているかを意識して、赤ちゃんを上下にゆっくりと上げたり下ろしたりしてください。
すごく簡単にできる筋トレ方法ですが、腕や胸の筋力がアップして、バストアップへと繋がっていきます。
上下に動かすことで、赤ちゃんも喜んでくれるので、楽しく筋トレができるとバストアップを目指すママ達の間でも好評です♪
3、【合掌のポーズ】で垂れてしまった胸を元に戻す!
こちらはとても有名で簡単な、バストアップに効果的な筋トレ法です!
垂れてしまった胸を元に戻すのに効果的な筋トレなので、胸の大きさで悩んでいる方には、ぜひ挑戦してみてください。
- 脚を肩幅に開き、お腹を引き締めることを意識し正しい姿勢で立ちましょう。
胸の前で両手を合わせましょう。 - このときに肘が下がってしまうと、バストも下がりますのでバストポイントよりも高い位置に肘がくるように心がけてください。
- 口から息を吐いて15秒間両手を力いっぱい押し合います。
大胸筋に力が加わっているのを確認しながら行うと良いでしょう。
15秒間を15回繰り返し、1日3セットを目安に行うようにしてください。
4、【上級者向け】ダンベルを使って大胸筋を鍛えよう!
元々運動をすることが好きな方であったり、産後に色んな筋トレをすでに試している方であれば、ダンベルを使った筋トレ法をおすすめします。
こちらはダンベルを使うからといって、男性のようにムキムキになるようなハードなトレーニングを行う方法ではありません。
- やり方は、胸を張って仰向けになりダンベルを胸の横でかまえます。
- そして息を吐きながら、ダンベルを胸の上に押し上げて、息を吸いながらダンベルを下ろしていきます。
- この筋トレを行う際は、肘を伸ばしきることを意識してください。
そうすることにより、大胸筋を意識できるようになるからです。
ダンベルは2キロくらいのものを選ぶようにし、無理をしない程度に行うようにしましょう☆
育児の疲れを癒しながらバストアップ!授乳後に効果的な胸を大きくするマッサージ
小さくしぼんでしまった胸をまた大きくさせたい!でも筋トレだと育児で疲れているのに、さらに疲れてしまいそう、、、
そんな方にはリラックス効果も兼ね備えた、バストアップマッサージはいかがでしょうか。
血行やリンパの流れを良くすることで、ホルモンバランスを整える効果もあり、さらには老廃物を排出することで、栄養が全身に行き渡りやすくなり身体の不調を整えてくれます。
そしてマッサージ後は血行が良くなるので、とってもすっきりした気分になります♪
リラックス効果も兼ね備えた、育児の疲れも癒してくれるバストアップマッサージをご紹介していきす。
授乳後の疲れた身体に効果的【リンパマッサージ】
ではまず、疲れている全身のリンパの流れを良くするマッサージを行っていきましょう。こちらのマッサージは全身のリンパの流れを良くすることにより、胸にも栄養が行き渡りやすくなります。
- まず始めに鎖骨にあるくぼみを押します
- 足の付け根を上から下へなぞるようにします
- 膝の裏側部分を揉み、片方の手の平で膝の外側を5回なでます
- 次はくるぶし下のくぼんだ部分を押します
- 尾てい骨より深い位置から、腰に向かいVの字に肉を引き上げていきます
- 足を肩幅に開き、腰の中央に手を置き、置いた手を前に向かって移動させます
- 一本ずつ手の指を引っ張ります
- 脇の下のリンパ節を4本の指を使ってグリグリほぐします
- 肩甲骨部分からウエストにかけて、脂肪を背中から前へ引き寄せます
- 10本の指を使って頭を包み込むように頭皮を指圧
- 最後は大きく深呼吸する
こちらの流れを1日1セット行うようにしましょう♪ 全身のリンパが流れることにより、血行が良くなってきて身体がポカポカと暖かくなってくるのが実感できます。
お風呂上がりや就寝前のリラックスタイムに行うとより効果的です。
授乳後の垂れてしまった胸を復活!【乳腺マッサージ】
続いては乳腺を刺激して、乳腺の周りに脂肪がつきやすくなるようにするマッサージ方法のご紹介です。
- 左手を右脇の下にあてます
- あてた左手を脇の下を通ってデコルテまでさすります
これを10回程度繰り返します - こちらを反対側も同じように繰り返します
- 次は左手を右側のバストの上におき、右手を下側に置きます
- バストの下側に置いた右手を谷間の方に向かってなでます
- 上側に置いた左手は脇側へ向かってなでます
- こちらを同時に行い、両胸10回程度を目安に行いましょう
このマッサージを行うことにより、垂れてしまったバストに再びハリを与えてくれます。お風呂上がりなどの血行がよくなっている時に行うのがおすすめです。
授乳後胸を大きくするには無理をせずにできることから始めましょう
授乳後に胸がしぼんでしまう原因と、そのしぼんだ胸を大きくする方法をいくつかご紹介してきましたが、どれも一気に行おうと思ったら大変ですし、何よりも第一優先は子育てです。
お子さんが寝静まった時間帯や、ちょっとした空き時間を使って、無理の無い程度にバストアップを行うようにしましょう!
もちろん体が疲れているときや、体調が悪いときは筋トレやマッサージは行わずしっかり休息をとってください。
筋トレやマッサージも大事ですが、バストアップにおいては、規則正しい生活と、バランスのとれた食事が大前提となります。
今からできることを始めて、健康的で美しい美乳ママを目指していきましょう!