「胸を大きくしたい」または、「つややかなバストのハリが欲しい」と女性なら誰でも考えるものです。
とくにバストのサイズを気にされている方にとっては、マッサージ、育乳ブラなど、色々な手段を使ってみたことがあるのではないでしょうか?
その中でも「食べ物」つまり栄養はバストアップでかなり重要です。
これがバストのお話しだけに限りませんが、人間の体は所詮「食べ物」により全て作られているのです。
食生活で健康にも不健康にもなり、そして美容も食生活で美肌、体型、最近深刻な問題になっているガンでさえも、ほとんどがそれまでの食生活が影響しているというデータが出ています。
食べ物というのは女性はもちろんですが、人間の体を作る源ですので、食生活が変わると体質、体型は当然変わり得ると言って良いでしょう。
今回は「胸を大きくする食べ物に効果的な食べ物」について、自身の経験も踏まえ検証していきます。
胸を大きくする食べ物にはどんなものがある?
バストアップに効果的とされる食べ物とはどのような物が有るのでしょうか?
具体例を色々とご紹介します。
胸を大きくするために必要なこと
胸を大きくする原理は、女性の中にある、2種類の女性ホルモンを活性化し、バスト部分の乳腺を発達させることです。
その2種類のホルモンとは、「エストロゲン」「プロゲステロン」です。食べ物の中には、これらのホルモンと似た役割をする栄養があるため、積極的に摂取することでバストアップ効果が期待出来ます
大豆に含まれるイソフラボンは胸を大きくする食べ物の代表格
大豆に含まれるイソフラボンは、バストアップの代表格です。
女性ホルモンの「エストロゲン」と似たような動きをすることから、「エストロゲン」の不足をイソフラボンで補うことができます。
また、体にダメージを与える「活性酸素」の生成も抑えてくれる働きもあるので女性にとっては良い事づくめの食材です。
大豆と言えば=豆腐?というぐらい豆腐もしくは豆乳のイメージが強いですね。
ご自宅で自炊される方であれば、豆腐を買ってきて冷ややっこにして...などもできますが、外食やコンビニなどで偏りがちな食生活の場合は、意外に摂取をする機会が取れないものです。
具体的には以下のような食材に多く含まれていますので、参考になさってください。
イソフラボンを多く含む食材
納豆 | 1パック(50g) 65.0mg |
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大豆飲料 | 125ml 69.0mg |
豆腐 | 1/2丁(110g) 55.0mg |
油揚げ | 1/2枚(75g) 52.5mg |
大豆煮 | 50g 30.0mg |
きな粉 | 大さじ1杯 15.6mg |
みそ | 大さじ1杯 7.2mg |
※(約1食分当たりの含有量mg)
タンパク質の多い鶏肉も胸を大きくする食材の一つ
鶏肉は栄養価が高く、低カロリーで良質な食材でバストアップに最適なのです。 それではなぜ鶏肉がバストアップに良いのか以下にその理由を挙げてみます。
●タンパク質が豊富
バストには、「大胸筋」という筋肉があります。この筋肉を作るために良いとされているのが、タンパク質です。
たんぱく質はサプリなどより、お肉、食材から摂取するのが最も豊富に確実に摂取できるとされています。
●アミノ酸が豊富
アミノ酸はタンパク質を作る元になる要素です。また、アミノ酸がバストアップに良いとされてる理由はもう1つあり、胸を大きくする元になる「成長ホルモン」を活性化する働きがあるのです。
つまり、大豆だけでなく鶏肉を取ると良いのはこういった理由からなのです。
●コラーゲンが豊富
バスト部分には、「クーパー靭帯」という器官があり、これは「コラーゲン線維」でできています。つまりコラーゲンを増やすことで、さらに美胸を作るのです。
ご存じのようにコラーゲンは美肌成分もありますので、一石二鳥なのです。
鶏肉のどの部分を食べるのがバストアップに効果的なのか?
同じ鶏肉でも食べる部位によって効果は違ってきますので、覚えておいて意識的に食べ分けてみることをおすすめします。
●もも肉
最もバストに良いのがもも肉です。タンパク質とコラーゲンが一番バランス良く含まれています。
そのためバストアップには、一番効果的とされているのです。
●手羽先・手羽元
手羽先はご存じのようにコラーゲンが最も多く含まれています。たんぱく質は少なめです。
ゼラチン量が多く、骨回りにとくにコラーゲンが多いので、骨回りも忘れずに食べるようにしましょう。
●むね肉
むね肉は一見、身がパサパサなので、効果が無さそうに思えますが、ポイントは皮も一緒に食べてもらうことです。手羽先とは逆でたんぱく質が多く、コラーゲンが低めです。
●ささみ
同じく身自体はパサパサの部位ですが、高たんぱく低カロリーです。スポーツ選手の体型や体重調整でもささみを食べることで有名ですね。
コラーゲンは低めですが、たくさん取るとバストだけでなく、体にも良いこといっぱい
です。
タンパク質と脂肪分がバランス良く摂れるチーズも最適
チーズは脂質やカロリーが高いので…と懸念されがちですが、チーズの脂質は良質ですので、よほど極端な摂取の仕方をしなければカロリーを大して気にする必要はありません。
チーズがバストアップに優れている理由は、たんぱく質と脂肪分がバランスよく含まれているからです。
つまり、乳腺の上+脂肪が適度につくのでバストアップには最適な食べ物ということになります。
豊富なタンパク質が取れるタマゴ
たまごはたんぱく質が豊富な食材の代表格です。
食べる際には生でも良いですが、加熱する方が吸収率は高まります。
たまごは料理のバリエーションが広いのでたんぱく質を積極的に摂取しやすい食材と言えます。
女性ホルモンの増加に欠かせないボロン
あまり聞きなれない栄養素ですが、ボロンはバストアップに大変良いとされてます。
日本語でいうところのホウ素です。人間の体内になるミネラル成分の一部です。
このボロンに女性ホルモンの1つである「エストロゲン」を増加させる働きがあるのです。体内に摂取することで2倍のエストロゲンを取り入れることができますので、乳腺の発達に一役買う事は間違いないでしょう。
●ボロンをたくさん含む食材
「ボロン」という栄養素自体は聞きなれませんが、私達の身近にある食材でボロンを含むものはたくさんあります。
最も馴染みのある食材はキャベツですが、キャベツは色々な料理に使えそうですので摂取は簡単そうなのですが、ボロンは熱に弱い為、キャベツの場合、生で食べなくてはならないところがちょっと辛いでしょうか。
- キャベツ 100gあたり 1.45mg
- ピーナッツ100gあたり 1.28mg
- りんご 100gあたり 0.32mg
●各食材に含まれるボロンの量と摂取量
一概にこれらの食材にボロンが含まれていると言いましても、1日に必要なボロンの量は3mgです。
食材別にボロンが含まれている量が違いますので、中には1種類だけで取ろうとしても現実的ではないものもありますので、ボロンを摂取する際の参考にされてください。
●キャベツ
上の表から計算しますと、キャベツでボロン3mgをすべて摂取しようと思いますと、200g必要になります。
あくまで1日ですので、1食100gずつと考えるとそう多くはありませんが、加熱してない状態で摂取しなければならない為、ドレッシングやソースに工夫するなどして食べるような方法になります。
●ピーナッツ
ピーナッツは特にアーモンドが推奨されています。他のナッツ類よりボロンの量が多い為です。上の表ですと100gあたり1.28mgですので、ナッツだけで250gほど取れないといけなくなります。
しかしアーモンドにはビタミンEが豊富に含まれており、お体の代謝をあげてくれる働きがあります。
また、美肌効果もあるので、女性には嬉しいことがいっぱいですね。ただし、過剰な摂取は違う病気を引き起こすこともありますので、あくまで適量にしてください。
●りんご
りんごは100gあたり0.32mgほどですので、ボロンが含まれている量としては多くはありません。りんご1個が約300gほどですので、りんごを3つも4つも食べることは糖分過多にもなりますので、あまり現実的ではないようです。
りんごは果物の中でもポリフェノール、ビタミン、抗酸化作用など豊富な栄養素を含みますので、1日に半分~1個程度なら摂取しても良いでしょう。
毎日女性ホルモンを気にして食事するのはなかなか大変です。
また、どうしても食生活のバランスが乱れがちな現代人にとっては、不足する栄養成分が出てきてしまいます。
お手軽に女性ホルモンを促す栄養素を体内に摂り入れることが出来るものと言えば、やはりサプリメントが有効ですが、選ぶ時にはきちんと質の良いものを選択してください。
子どもから大学生・OLさんまで気軽に摂取できる胸を大きくする食べ物
バストアップに良い食べ物のことはよくわかったけど、でも私は、家で料理なんてしないから・・・という人もいるはず。
また、学生さんなら
「ママが忙しくてご飯作ってくれない」
「昼は給食or学食、夜は家族みんなでご飯なので、自分だけメニューを変えてくれとかできないし...」
などの理由で実行が難しかったりしますよね。
そこで、年代別に「バストアップに良い食べ物」のお手軽摂取方法をご紹介します。
できそうな事からぜひ実践してみてくださいね。
小中学生でも簡単に作れる胸の発育をよくする朝ごはん
小中学生でも簡単!トーストにとろけるチーズと卵をのせるだけで簡単!
家に卵とトーストはだいたいあると思いますので、お母さんにチーズだけ買っておいてもらいましょう。
自分でできる簡単!チーズ卵トースト
材料
- 食パン1枚
- とろけるスライスチーズ1枚
- ゆでたまご または 目玉焼き
作り方について
- 卵はゆでたまごを朝から茹でるのが 面倒でしょうから、前の日に茹でて、
冷蔵庫に保管しておきましょう。
または目玉焼きを焼くのが面倒でなければ、目玉焼きを1枚トーストしてください。 - パンにバターを塗り、卵をのせます。ゆでたまごの場合は適当にスライスするか、
細かくくだいても可。 - その上からとろけるチーズをのせて、トースターへ。
嫌いでなければ、豆乳を一緒にこの時に飲むとさらに◎詳しくは、後で話します、「豆乳の取り方」の箇所を見てください。
豆乳には女性ホルモンと似た働きのイソフラボンが豊富
昨今一部のコンビニでも取り扱いを始めている豆乳。1本あたり40mgのイソフラボンが含まれています。
豆乳で摂取する場合は、「無調整豆乳」が最も効率的です。豆乳にはただあの独特の味があり、苦手な人も多いですよね。
今はコーヒー味、イチゴ味などフレーバー付きの豆乳が発売されているので、そういうものから始めてみると良いでしょう。
豆乳が苦手な方におすすめなのがスタバでソイラテ
ちなみに私は、豆乳は大の苦手です。
バストアップ強化期間中も豆乳は避けていましたが、やはりこのように飲み物で摂取できる方が効率が良い為、豆乳が苦手な私が実戦した方法の1つは、スターバックスで「ソイラテ」を飲むという方法。
これは立派な「Soy Latte ソイラテ=豆乳」です。
ソイラテはスチームミルクの代わりに豆乳のスチームミルクと混ぜてある飲み物です。 私は大のコーヒー好きですので、コーヒーと混ぜているこのソイラテなら飲むことができました。
学校の帰りの高校生・大学生さんのスタバタイムにぜひソイラテを。
まだ試されたことない方はお試しあれ。
おやつにアーモンドを持って歩く
先程言いました、アーモンドには、「ボロン」が多く含まれております。
りんご、キャベツなどの3つの食材の中では最も手軽に取りやすい食材です。コンビニでもスーパーでも気軽に手に入りますし、美肌にも良いので、小腹が空いたら甘い物を食べずにアーモンドにしてはいかがでしょうか?
ただ、ピーナッツ、アーモンドだけでボロンを取ろうと思いますと、200gほど必要ですので、あくまで他の食材と併用しましょう。
大学生のデートに焼き鳥はいかが?
デートと言えば、イタリアンやフレンチなどおしゃれなところばかりを彼氏にねだっていませんか?
焼き鳥はどうもおやじくさいイメージをもってる女子も多いですが、バストアップには鶏肉はスキがない食べ物になります。
また、外食の中で唯一あらゆる部位の鶏肉が摂取しやすいので、現実的には焼き鳥が一番おすすめです。
これまで彼に焼き鳥行こうと誘われて断っていたあなたはバストアップのために、これからは積極的に焼き鳥デートに応じるようにしてみましょう(笑)
コンビニで揃える、バストアップメニュー
コンビニで気軽にバストアップメニューのランチを取るにはどうしたら良いでしょうか?
おすすめコンビネーションをいくつかご紹介します。
おでんをうまく活用する
コンビニと言えばおでん。たまご、豆腐、厚揚げなどバストアップ食材の宝庫です。
チキン入りキャベツ入りサラダ
近頃のコンビニはお肉入りのサラダがたくさん売っています。チキンとキャベツがたっぷりのサラダなら、バストアップ効果完璧です。
胸を大きくする食べ物として納豆はかなり優秀
納豆はイソフラボンの項でご紹介しましたように、イソフラボンの量が豊富に含まれている食材です。
市販の納豆1パック45gあたりにイソフラボンが36mg含まれていますので、1日1パック納豆を食べてしまえばそれで完結!ということです。
そのままで食べられますから、学生さん、忙しいOLさんも家族が用意してくれなくても、そのへんで簡単に安く買えます。
胸を大きくするのに毎食欠かせない豆腐のみそ汁
豆腐のみそ汁は、豆腐だけでなく、味噌からもイソフラボンが取れるので、大変効率が良い食べ物です。
味噌汁の出汁を取るのが面倒な方は、出汁入りみそを買っておくと簡単ですよ。
豆腐だけでイソフラボンを取る場合は、豆腐半丁~1丁ほど必要になりますので、朝と夜2回に分けた方が良さそうです。
胸を大きくする食べ物は美容にも良いものばかり
今回は、胸を大きくするのに効果的な食材・食生活例をたくさんご紹介しました。
これらは美肌にも効果の高いものばかりですので、正しく実践し、美容W効果を狙いましょう。
合わせてサポート役としてサプリメントを取り入れるのをお忘れなく。